C・ロナウドという選手
バルサがテネリフェに勝ち、R・マドリーが優勝争いを続けるためには絶対に負けられない試合だったアウェイでの対マジョルカ戦。ホームに強いマジョルカ相手に苦戦を強いられることが予想されたが結果はレアル・マドリーの圧勝だった。チームを引っ張るのは前節も2ゴールを決めていたC・ロナウドだ。この日もハットトリックの活躍でチームを救っている。
前半、いきなりマジョルカのアドゥリスに先制ゴールを許してしまったR・マドリー。相変わらず安定感がない試合をしているが、試合の流れを一気に変えたのがC・ロナウドだった。セルヒオ・ラモスのパスをうまくマジョルカのGKアオアテが飛び出した所でループシュート。試合を振り出しに戻し、前半は1−1で終了した。
後半はR・マドリーの一方的な試合展開となる。57分、再びセルヒオ・ラモスからのパスをコントロールし、つま先でうまくゴールを押し込んだのはC・ロナウド。貴重な逆転ゴールはCR9の足から生まれた。動きが悪いカカーに代わりグティが入ると、R・マドリーが完全に主導権を握る。細かいパス回しからイグアイン、C・ロナウドが何度もディフェンスラインを飛び出してマジョルカゴールに攻め寄った。
勢いに乗っているC・ロナウドは、スピードについて行けないマジョルカDFに果敢に勝負を仕掛ける。左サイドでパスを受けると今度は3人を抜き去り、最後は鋭い右足のシュートでハットトリック。マジョルカの息の根を止めるゴールで試合を決定付けた。81 分にはイグアインがディフェンスラインの裏を突ききれいなループシュートで4ゴール目。R・マドリーがしっかりと勝利を収めた。
残るところリーガも2試合。次節はバルサがアウェイでセビージャと対戦。一方。R・マドリーはホームにアスレティック・ビルバオを迎える。最後の山場となる両チームが強豪との対戦を迎える。最後まで見離せないリーガの優勝争いはまだまだ続く。
C・ロナウドという選手はどこに行っても活躍できる選手ですね。
メッシは例えば別のチームに行った時にどうなるか見てみたいですが、バルサのサッカーが美し過ぎるので、このままでいいのかもな〜。